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フランスで100万部 『三つ編み』を読みました。

物語は3つの大陸、3人の女性、3通りの人生。それぞれの主人公の女性の苦しみや悩みを力強く前に向いて生きていく姿を描いた作品でした。

1人の主人公スミタは一児の母。
インドのカースト制度にも入ってない先祖代々の不可触民。人と言葉を交わすことも姿をさらすことも許されない人間以下の身分。代々一族の女がしていた様に上位カーストの家々を回り排泄物を素手で集めるのが彼女の仕事。
6歳の娘のラリータには別の人生を切望し学校で読み書きを習わせようと決意する。

イタリアのシチリアに住むジュリアは二十歳。曽祖父が創業し、父が経営する毛髪加工の作業場で働いてるが、父が交通事故で昏睡状態に陥る。ジュリアに経営を続けていくのか倒産させるのか?
人生の大きな選択を迫られる。

カナダのモントリオールで女性弁護士のサラは40才のビジネスコンサルタント法律事務所でガラスの天井をうち破り、トップの座まで目の前という優秀な人材だが、私生活は2度離婚しているシングルマザー。3人の子供の世話はベビーシッターにまかせている。

3人の女性が試練や運命。宿命に必死に立ち向かっていく姿が感動を呼び、タイトル通りの「髪」が絆として繋がっていく様が泣かせてくれます。

      一坂